今回の記事では、ヘッズアップのゲーム形式について、通常のキャッシュゲームとの違いを比較しながらその戦略の特徴を簡単に説明していこうと思います。
↓↓↓日本最高峰のヘッズアップリーグ”The Shark”↓↓↓
【JPL】Japan Poker Live |ジャパンポーカーライブチャンネル – YouTube
HUの特徴
HUは、2人のプレイヤーで対戦するゲームです。
お互いがSB、BBを交互に行いますが、特徴的なのはSBにディーラーボタンが与えられることです。
その結果、通常のゲームとは違い、SB側はポストフロップでポジションを有することになります。
そのため、SBはポジションの優位性から通常のキャッシュゲーム・トーナメントよりもさらに幅広く参加することができ、BB側もその広いレンジに対しては同様に広くディフェンスするため、お互いプリフロップのレンジが非常に広くなるのが第一の特徴です。
このプリフロップのレンジが広くなるというのは、オープンやBBのコールレンジというだけでなく、3betレンジや4betレンジ…と、リレイズを打ち返していく敷居も下がる点もあります。
例えば、GTOwizardのオープンレンジ、3betレンジをみてみましょう。
SB(BTN)側は、実に80%位のハンドをレイズで参加しています。
これは通常のキャッシュゲームでは中々考えられないほど広いのではないでしょうか。
それに対する、BBのCall/3betレンジもみて見ましょう。
また、第一の特徴とも関連しますが、お互いのレンジが広いという前提をポストフロップにも考えると、以下のようなことも言えます。
・バリューベットが、通常よりも弱いハンドであっても十分に打てたりする
・ハイカード系を何でもかんでもブラフしていると、すぐブラフ過多になる
そのため、通常のキャッシュゲームよりも、基本的にかなりポットが膨らみがちで、ハラハラする展開が多くなり、また違った面白さがあります。
一度皆様も、ヘッズアップをプレイしてみてはいかがでしょうか。
最後までお読み頂き、ありがとうございました。